【2025年10月】公務員講座・予備校の費用(料金)を徹底比較!平均・相場も計算してみた

各スクール・コース別の費用を独自調査! どのスクールが安い?講座費用の平均・相場は? 公務員講座・予備校 費用(料金)を徹底比較! 【公務員試験経験者】元公務員が公務員講座の費用を徹底的に分析します!

こんにちは、てつです。

私は就職氷河期時代にフリーターから公務員試験に合格。13年間都内某区役所で勤務し、最速で管理職選考に合格しました。

このブログでは、元公務員の私が、公務員時代の実体験をベースに、これから公務員試験に挑戦しようとする方・現役の公務員の方に向けて役立つ情報を発信しています。

この記事では、公務員予備校の費用を徹底比較しています。

公務員試験は、試験科目が専門的で科目数が多いことから、公務員講座を受講するのが合格への近道です。

ただ、公務員講座の費用は数十万円とかなり高額で、講座選びに費用がネックになることも⋯

  • 安く受講できるスクールはどこ?
  • 複数のスクールの費用をしっかり比較したい!
  • とにかく一番安いスクール・コースを教えて!
  • 少しでも安く公務員講座を受講する方法は?

こんな疑問・要望にお応えするため、当サイトでは、

大手・有名スクール9校の費用を徹底調査!

スクールのおおまかな費用ではなく、各コースに細分化して費用をランキング化し、

「どのスクールのどのコースが安いのか」をわかりやすくしました!

元公務員

当サイト独自の視点で、各スクール・コースの費用を徹底的に比較・分析していますので、ぜひ講座選びの参考にしてください。

コスパがいいおすすめスクール
目次

公務員講座・予備校9校の費用(料金)を徹底比較してみた!

公務員講座・予備校
費用(料金)を比べてみた

公務員試験の合格を勝ち取るために、講座選びは非常に重要です。

公務員試験の対策は、時間・労力・費用面、すべてに負担がかかる長丁場の戦い。

だからこそ、後悔しない講座選びが必要です。

特に、公務員講座は受講料が高額。

できるだけ費用面の負担を軽くしたいですよね。

元公務員

安ければそれでいいわけでもないですが、やっぱり安いに越したことはないです⋯

講座選びに費用面の検討は不可欠ですが、公務員予備校の数が多いため、コースごとの費用を確認して比較するのは、至難の業です。

そこで、当サイトでは、多くの方が受講を検討する公務員予備校を選び、費用を徹底的に比較・分析してみました。

今回ピックアップしたスクールは以下の9校です。

比較したスクール
  1. スタディング
  2. 伊藤塾
  3. アガルート
  4. クレアール
  5. 公務員試験予備校EYE
  6. LEC
  7. TAC
  8. 東京アカデミー
  9. 資格の大原

当サイトでは、上記スクールの各コースの費用をすみずみまで調査。

スクールごとのおおまかな比較ではなく、コース単位で誰でも比較しやすい一覧表を作成したうえで、徹底的に分析していきます。

ぜひ、講座選びの参考にしてください。

本記事では、各スクールが公表している受講料(通常価格)を比較していますが、スクール・コース等によっては、入学金・教材費・諸経費等が別途かかる場合があります。あくまで参考としていただき、正確な費用は各スクールに必ずご確認ください。

【一覧表付き】地方上級・国家一般職を目指せる公務員講座・予備校の費用(料金)を比較・分析してみた

地方上級・国家一般職
講座費用を比較・分析してみた

ここでは、地方上級および国家一般職試験を目指せる公務員講座について、コースごとに費用を安い順にランキング化しました。

なお、ここで、取り上げたのは、

  • 専門科目を含む総合的な対策ができるコース

を条件に、9校のほぼすべてのコースをピックアップしました。

比較したコースの数は、全部で46コース。

合格目標ごとに分類していますので、自分が該当する目標年を参照していただければと思います。

それでは、地方上級・国家一般職コースの費用比較表をご覧ください。

スクロールできます
スクール費用形式コース
スタディング130,000円通信総合対策パック(通常版)
スタディング200,000円通信総合対策パック(合格フルサポート版)
クレアール210,000円通信行政系(教養・専門)セレクト
クレアール230,000円通信行政系(教養・専門)マスター
アガルート239,800円通信【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム(ライト)
EYE240,000円通信トータルサポートコース
東京アカデミー263,600円通信/通学行政クラス(2026年1月開講)
EYE271,519円通学スタンダードコース
EYE292,632円通信個別授業付き!トータルサポートコース
伊藤塾298,000円通信地方上級コース
EYE313,685円通学トータルサポートコース
伊藤塾328,000円通信国家一般職+地方上級コース
LEC349,000円通信/通学スペシャルコース
アガルート349,800円通信【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム(フル)
TAC352,000円通信/通学総合本科生
資格の大原355,400円通信/通学公務員合格コース
資格の大原365,600円通信/通学国税・財務専門官併願合格コース
EYE366,316円通学個別授業付き!トータルサポートコース
伊藤塾368,000円通信国家一般職+地方上級コース【併願フルパック】
東京アカデミー371,900円通信/通学行政クラス(2025年9月開講)
TAC385,000円通信/通学総合本科生Plus
LEC388,000円通信/通学スペシャル(国税専門官/財務専門官併願)コース
LEC417,000円通信/通学スーパースペシャルコース

【地方上級・国家一般職】安い公務員講座ベスト3!

各コースの費用を比較してみた結果、安いコースの上位3スクールは、

  1. スタディング
  2. クレアール
  3. アガルートアカデミー

という結果で、いずれも通信型を専門としているスクールが上位になりました。

特に、スタディングの安さが際立っています。

元公務員

通信型を活かしたスケールメリットと徹底したコストカットが費用面にもあらわれているようですね。

【地方上級・国家一般職】費用が高額な公務員講座は?

一方、LEC、TAC、大原といった、大手の総合スクールは高額な傾向が顕著にあらわれています。

これらのスクールは、全国に校舎をもち、通学制講座も展開していることから、費用面で高額になってしまうのは致し方ない面もあるのかもしれません。

元公務員

これらのスクールは費用の安さよりも、質の高さや実績面を重視していると考えられますね。

とはいえ、費用はやはり気になるものです。

コースによっては相場よりも10万円以上高くなってしまうので、総合スクールに手が届かない場合は、平均的な価格で質も高い、伊藤塾の受講を検討してみるのもいいでしょう。

【地方上級・国家一般職】〇〇の有無が高さ・安さの分かれ目!?

コースごとに費用を比較してみると、地方上級および国家一般職を目指すコースは、併願対策の有無によって、コース料金が前後することがわかります。

地方上級と国家一般職は併願しやすいものの、別々の対策の必要で、講座のボリュームが大きくなりがち。

それに伴い、専願コースよりも費用が高くなってしまうのです。

特に、国税専門官、財務専門官、労働基準監督官、裁判所事務官などの国家専門職対策を含むコースは、費用がさらに高額になる傾向があります。

元公務員

「念のため専門職対策も⋯」というのも選択肢のひとつとしてはアリなのですが、「本当に必要なのか」をよく検討して、講座選びをすることも重要ですね。


以上、地方上級および国家一般職を目指せる公務員講座の費用を比較してみました。

【一覧表付き】国家総合職を目指せる公務員講座・予備校の費用(料金)を比較・分析してみた

国家総合職
講座費用を比較・分析してみた

次に、国家総合職を目指せる公務員講座について、コースごとに費用を安い順にランキング化しました。

なお、ここでは、以下の条件で9校を調査し、コースをピックアップしました。

を条件に、9校のコースを調査しました。

  • 専門科目や官庁訪問等を含む総合的な対策ができるコース
  • 法律区分対策を含むコース

今回、法律区分に限定したのは、他の受験区分に比べて、講座の選択肢が多いためです。

経済区分や政治国際区分などは、講座の選択肢が非常に少なく、そもそも費用面での比較があまり意味をなさないため、内容面をよく検討することをおすすめします。

上記の条件で、ピックアップした法律区分対策を含むコースは、全部で18コース

元公務員

国家総合職となると、取り扱うスクールが限られてきますね。選択肢は多くはありませんが、国家一般職よりも高額なので、価格面をしっかりと見比べて慎重に講座選びをしたいですね。

合格目標ごとに分類していますので、自分が該当する目標年を参照していただければと思います。

それでは、国家総合職コースの費用比較表をご覧ください。

スクロールできます
スクール費用形式コース
アガルート327,800円通信国家総合職(法律区分)対策カリキュラム
アガルート382,800円通信国家総合職(教養区分・法律区分)併願対策カリキュラム
伊藤塾428,000円通信国家総合職(法律区分)専願コース
LEC488,000円通信/通学国家総合職(法律・教養区分)Standardコース
LEC488,000円通信/通学国総・国般7:3コース(法律)
TAC517,000円通信/通学法律区分+教養区分本科生
資格の大原518,000円通信国家総合職(法律)合格コース
資格の大原548,000円通学国家総合職(法律)合格コース
伊藤塾598,000円通信国家総合職(法律区分・教養区分)コース
伊藤塾610,000円通信国家総合職(法律区分・教養区分)コース【併願フルパック】
元公務員

やはり、国家総合職となると、取り扱うスクールが限られてきますね。
国家総合職は、対策のボリュームが大きく、講座が限定されているうえ、費用が高額になりがちです。まずは、各コースの費用をしっかりと見比べて、慎重に検討したいですね。

【国家総合職】安い公務員講座ベスト3!

国家総合職合格を目指すコースのなかで、費用面で安い上位スクールは、

  1. アガルートアカデミー
  2. 伊藤塾
  3. LEC

の順となりました。

やはり、通信型に強いアガルートが、安さの面では優位に立っています。

伊藤塾は、法律区分専願のコースならかなりお得に受講できそうなので、まずは費用と質の両面から検討してみて、教養区分対策も必要なら、質重視で決めるのも方法です。

元公務員

国家総合職の講座はかなり高額です。まずは費用面から見てみて、最終的には質の面も考慮して決めることをおすすめします。

【国家総合職】費用の分かれ目は〇〇区分対策の有無

国家総合職コースにおいても、併願対策を含むかどうかが、高額になるかどうかの分かれ目であることがわかります。

国家総合職の場合は、教養区分対策の有無が大きなポイントです。

教養区分対策を含めると、価格は当然高くなります。

教養区分は、早ければ大学2年から受験できのでチャンスが増えるのは間違いありません。

ただ、人物試験重視のため、確実性の面では法律区分よりも劣る印象です。

元公務員

法律区分は「努力した分だけ合格に確実に近づける」側面がありますね。教養区分はチャンスは増えますが、そのぶん競合も多く、ハイスペックな人との熾烈な戦いになりそうですね。

費用をかけてまで教養区分対策にも手を広げる必要があるのかは、

自分が試験対策にかけられるコストと労力

をしっかり見極めて、よく検討する必要があります。

費用(料金)が安い公務員講座・予備校おすすめ5選!

費用が安い
おすすめ公務員講座を紹介!

ここまで、公務員予備校9校の費用を比較してきました。

当サイトでは、コースごとの費用(料金)までしっかり比較・分析。

そのうえで、費用面・コスパ面をふまえ、おすすめしたいのは以下の5つのスクールです。

5つのスクールは、単に費用が安いだけではなく、コスパ・タイパ・効率性の面でも、優れているスクールとしておすすめできます。

元公務員

「費用も内容も納得できる」スクールだと思います。

それぞれのスクールについて、費用面の考察を含めてご紹介しますので、気になるスクールがあったら、公式サイトをチェックしてみてください。

最安・コスパ最強【スタディング】

出典元:スタディング公式サイト

当サイト調べで、最安の公務員講座がでした。

国家一般職や地方上級試験を目指せる一般的なコースは13万円とダントツに安いです。

気軽に受講できる価格帯で、費用を気にせず公務員試験にチャレンジできます。

元公務員

独学でたくさん参考書を購入してしまうよりも、スタディングのほうが結果として安くなるかもしれませんね。

期間限定キャンペーンをうまく使えば、さらに安くなる可能性も。

は、数ある公務員講座のなかで、最もコスパに優れた公務員講座といえます。

できるだけ費用を抑えて、効率的に学習したい方は、がおすすめです。

\ 公務員講座コスパNo.1 /

スタディング 公務員講座
主なコース費用
総合対策パック(通常版):130,000円
総合対策パック(合格フルサポート版):200,000円
期間限定キャンペーン
LINE登録で10%OFFクーポン
キャリアチェンジ応援Campaign
▶︎詳しくはをご確認ください。
特徴・スマホ学習の利便性
・効率重視の講座コンテンツ
・独自の学習サポートシステム
受講形式通信(オンライン)
対応試験国家総合職/国家一般職/地方上級など
合格実績東京都、特別区、県庁、市役所ほか多数
公式HP

高品質でコスパよし【伊藤塾】

は、司法試験対策を得意とする法律系専門予備校です。

このため、公務員講座の費用は高いイメージですが、一般的な講座は平均的な価格帯です。

国家一般職から地方上級まで幅広く対応しているコースは328,000円と相場並み。

元公務員

伊藤塾の専門的な講義がこの価格で受講できるのはお得感がありますね。内定まで面倒を見てもらえることを考えても安く感じます。

一方、国家総合職コースは、他校と比べて高めの価格設定。

それでも内定実績は高いので、費用と中身をしっかり見比べて納得できる方であれば、国家総合職はが断然おすすめです。

キャンペーンも頻繁に実施しているので、相場より安く受講できる場合もあります。

最新の情報は、からチェックしてみてください。

\ コスパよく内定獲得なら伊藤塾 /

伊藤塾 公務員試験対策講座
主なコース費用
国家総合職(法律区分)専願コース:428,000円
国家総合職(法律区分・教養区分)コース:598,000円
国家総合職(法律区分・教養区分)コース【併願フルパック】:610,000円
国家一般職+地方上級コース:328,000円
地方上級コース:298,000円
期間限定キャンペーン
早期割引キャンペーン(対象講座最大30%OFF)
▶︎詳しくはをご確認ください。
特徴・法律科目に強い
・司法試験ノウハウを活かした指導
・人物試験・官庁訪問対策が充実
・国家総合職に強い
受講形式通信(オンライン)
対応試験国家総合職 / 国家一般職 / 地方上級など
合格実績1次試験合格率:79.3% / 最終合格率:90.9%(2024年国家一般職試験実績値)
公式HP

国家総合職が破格!【アガルート】

は、地方上級・国家一般職ランキング、国家総合職ランキングのいずれも費用の安さで3位以内にランクインしました。

通信型に特化した資格スクールの強みを活かして、費用を抑えつつも質の高い講座を提供しています。

国家総合職コースは30万円台と、他校を引き離すほどの安さ。

元公務員

国家総合職コースは50万円前後が相場なので、相当コスパがいいですね。

高すぎて手がでない受験生でも、なら国家総合職にチャレンジできるチャンスがあります。

近年は内定実績も急激に伸ばしており、費用の安さだけでなく高い信頼を獲得しているスクールです。

をチェックして、講座内容や最新のキャンペーン情報を確認しましょう。

\ アガルートなら安い費用で実績十分 /

アガルートアカデミー 公務員講座
主なコース費用(2026年合格目標)
国家総合職(法律区分)対策カリキュラム:327,800円
国家総合職(教養区分・法律区分)併願対策カリキュラム:382,800円
【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム(ライト):239,800円
【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム(フル):349,800円
期間限定キャンペーン
▶︎詳しくはをご確認ください。
特徴・内定者数の実績が急上昇中
・オールラウンドなカリキュラム
・手厚い面接・論文対策指導
受講形態通信(オンライン)
対応試験地方上級/国家総合職/国家一般職/国家専門職ほか
合格実績内定者数469名(3年累計、令和6年)
公式HP

リーズナブルな通信専門スクール【クレアール】

出典元:クレアール公式サイト

は、通信型の資格スクールとしてはかなり実績のあるスクールです。

通信型専門とあって、公務員講座の費用もトップクラス。

20万円台で公務員講座が受講できます。

に次ぐ安さで、この費用で地方上級・国家一般職を目指せるのはとても魅力的です。

費用を重視したい方は、スタディングとクレアールを比較してみることをおすすめします。

クレアールの詳細は、から無料で資料を請求できるので、まずは資料のチェックからはじめましょう。

\ リーズナブルな通信型公務員講座 /

クレアール 公務員講座
主なコース費用(2026年合格目標)
行政系(教養・専門)マスター:230,000円
行政系(教養・専門)セレクト:210,000円
期間限定キャンペーン
受講料割引キャンペーン(〜9/30)
▶︎詳しくはをご確認ください。
特徴・通信型専門の資格スクール
・費用の安さはトップクラス
・独自の問題演習ツールが魅力的
受講形式通信(オンライン)
対応試験地方上級 / 国家一般職ほか
合格実績最終合格者数313名(2023年)
公式HP

安くて面倒見がいい【公務員試験予備校EYE】

出典元:公務員試験予備校EYE公式サイト

地方上級・国家一般職ランキングで、スクールとして4番目の安さとなったのが、公務員試験予備校EYEの通信制講座です。

は、池袋と渋谷に校舎を持ち、比較的アットホームな雰囲気の公務員予備校。

通学制・通信制のどちらも開講しています。

相場よりリーズナブルな費用にもかかわらず、個別指導にも力を入れ、面倒見のよさも感じられます。

から無料で資料請求ができ、個別相談も随時受け付けているので、迷ったら直接話を聞いてみてもいいでしょう。

\ 資料請求・個別相談は無料 /

公務員試験予備校EYE
主なコース費用(2026年合格目標)
個別授業付き!トータルサポートコース【通学】:366,316円
個別授業付き!トータルサポートコース【通信】:292,632円
トータルサポートコース【通学】:313,685円
トータルサポートコース【通信】:214,000円
スタンダードコース【通学】:271,519円
期間限定キャンペーン
1.5年公務員講座 秋割キャンペーン(〜10/31)
再チャレンジ応援キャンペーン(〜11/30)
▶︎詳しくはをご確認ください。
特徴・リーズナブルな価格帯
・講師との距離が近い
・アットホームでコミュニティ重視
受講形式通学/通信(オンライン)
対応試験国家一般職/地方上級ほか
合格実績最終合格率85.1%(2024年度)
公式HP

公務員講座・予備校の講座費用の相場は?平均額を出してみた

公務員講座費用の平均・相場を計算してみた

公務員講座の費用はそれほど安くはありません。

では、実際にいくらくらいが相場なのでしょうか?

そこで、実態の相場を探るため、今回調査対象としたコース費用の平均額を算出してみることにしました。

公務員講座の費用平均
  • 地方上級・国家一般職:304,375円
  • 国家総合職(法律区分)487,727円

※当サイト独自調べ ※2026年合格目標コース金額をもとに算出 ※算出方法:スクールごとの平均値算出→9校の平均値を平均

平均を算出した結果、対象試験ごとの公務員講座の相場がおおよそわかりました。

それぞれの相場とポイントを解説していきます。

【地方上級・国家一般職】公務員講座の費用の相場

地方上級・国家一般職を目指すコースは、30万円前後が相場といえます。

25万円を切るとかなり安い部類に入るため、費用面で大きなメリットを感じられます。

一方、35万円を超える講座は、高額になるため、内容と必要性をかなり吟味する必要があります。

高額な講座は単に高いのではなく、併願対策やそれなりの付加価値が加わっているはず。

しっかりと情報収集したうえで、費用面のメリットを最大限感じられる講座選びをしたいですね。

【国家総合職(法律区分)】公務員講座の費用の相場

国家総合職(法律区分)を目指すコースは、50万円前後が相場といえます。

地方上級・国家一般職と比較すると、20万円近く高くなります。

国家総合職の場合は講座の選択肢が多くないため、費用だけを比較して決めることはおすすめしませんが、50万円を超えると高い印象があります。

試験の性格上、講座のボリューム面が大きくなることは致し方なく、費用が高額になりがちで、失敗はできません。

費用面ばかりを気にして、安物買いの銭失いにならないよう注意しましょう。

元公務員

「より安い講座」を選ぶよりも「費用に納得できる講座」を選ぶことをおすすめします。

コスパがいいおすすめスクール

公務員予備校の通学型と通信型(オンライン)はどっちが安い?

公務員講座の受講を考えるときに、

通学型と通信型(オンライン)のどっちにする?

は誰もが思う重要なポイントですね。

今でこそ通信型が主流になっていますが、実際に、通学型と通信型で費用面の違いはあるのでしょうか?

結論から言えば、受講形式による費用面の違いはほぼありません。

検証結果は以下のとおりです。

▼通学・通信別の費用平均・比較表▼

コース通学通信
(オンライン)
地方上級・国家一般職378,230円
※10コース平均
380,676円
※20コース平均
国家総合職
(法律区分)
510,250円
※4コース平均
484,177円
※9コース平均
※当サイト独自調べ、2026年合格目標コース対象

細かく数字を見ると、一見違いがあるように見えますね。

でも、通信型のほうがコースのバリエーションが多い分、費用面にも幅があり、これが誤差に出てきているようです。

また、同じコースで通学型と通信型が選べる場合でも、同額に設定されているケースがほとんどです。

以上のことから、受講形式のみによる費用の差はないと考えられます。

安い公務員講座を選ぶときに注意すべきポイントは?

公務員講座はただでさえ高額なため、できるだけ費用は抑えたいものです。

だからといって、安さだけで決めて、あとで後悔するのだけは避けたいですよね。

元公務員

安さだけで決めてしまうと、必要な学習がカバーできなかったりして、結局は高くついてしまうこともありますからね。

費用を比較して、安さも納得感も得られる講座選びをするために、注意しておきたいポイントを解説します。

必要な科目・対策を含むか要確認

講座によっては「主要科目だけ」「一般教養中心」など、内容が限定されていることがあります。

また、論文・面接・官庁訪問などの人物試験対策も注意が必要です。

一見安くても、必要な科目や対策が含まれていなかったり、内容が不十分だと、あとでオプションを追加したりして結果的に高くつくこともあります。

自分が受験する試験に必要な科目・対策が一通りそろっているか、必ず確認しましょう。

通常価格だけで判断しない

公務員講座の費用は、公式サイトに掲載されている「受講料」だけで判断せず、実際に支払う金額を比較することが大切です。

まずは、受講料以外に、入学金や教材費、システム利用料など、追加で支払う費用があるか確認しましょう。

また、公務員予備校ではキャンペーン割引や早期申込割引が頻繁に行われています。

場合によっては数万円損してしまうこともあるため、時期を逸しないよう、早めの正確な情報収集をおすすめします。

安さだけにとらわれない

安さはとても魅力的ですが、最終目標は「合格」「内定」であることを忘れてはいけません。

費用だけで選んでしまい、自分に合わなかった場合、最悪の結果を招きかねません。

安さだけにとらわれず、「この講座なら合格を目指せる」と心から思える講座選びをしたいものです。

コスパがいいおすすめスクール

公務員講座・予備校を安く受講する方法とは?

公務員講座は高額でありながら、他の資格試験と比べると、安くできる方法が限られています。

それは、公務員試験が単なる資格試験ではなく、就職試験の性格を持っているためです。

とはいえ、できることなら少しでも安く受講ですよね。

そこで、少しでも費用を抑えるための方法・ポイントを3つご紹介します。

オプションを吟味する

一言で公務員試験といっても、受験先や受験区分によって試験内容が変わります。

場合によっては不要な科目や対策もあるため、はずせるオプションははずして費用を抑えることができます。

オプションの有無が選択できるケースとしては以下のようなものがあります。

  • 選択科目の有無
  • 模擬面接の回数
  • 個別サポート(学習相談、添削サービス)

選択科目の有無については、受験先の科目を確認すればわかることですが、模擬面接や学習サポートがどの程度必要かは、初めてのだとよくわからないことも。

迷った場合はあまり自分で考え込まずに、スクールに相談してみることをおすすめします。

割引制度を活用する

多くのスクールでは、通年の割引制度を設けています。

代表的なものは以下のとおりです。

  • 大学生協割引:大学を通じて申し込むと数万円安くなるケースがある
  • 再受講割引:前年受講していた人は割引価格で継続できる
  • 早期申込割引:年度初めに申し込むと数万円オフになる
  • 友人紹介割引:知人と一緒に申し込むと割引される

割引額はスクールによって異なりますが、「通常価格」で申し込む人は少数派 です。

こうした割引制度は、実はそれほど割引率は高くありませんが、それでも数万円の差が出ます。

制度によっては対象条件がよくわからない場合もあるため、自分が対象か不明な場合は、あきらめずに直接スクールに確認してみましょう。

期間限定キャンペーンを活用する

割引の恩恵を非常に高く受けられるのが、期間限定のキャンペーン割引です。

期間限定キャンペーンは、スクールが特に力を入れる集客方法のため、割引率が高く設定されているケースが多いです。

また、こうしたキャンペーンは対象条件がそれほど厳しくなく、多くの方が利用できるチャンスがあります。

ただ、期間が限られているため、早めの決断を迫られることも。

期限を念頭に入れつつ、焦って決めることのないよう注意が必要です。

そのためには、資料請求は早めにして、講座の特徴や内容を把握したうえで、期間内に申し込むのがおすすめです。

コスパがいいおすすめスクール

その他の公務員講座・予備校の費用(料金)

LEC

LEC 公務員講座
主なコース費用(2026年合格目標)
国家総合職(法律・教養区分)Standardコース:488,000円
国総・国般7:3コース(法律):488,000円
スーパースペシャルコース:417,000円
スペシャル(国税専門官/財務専門官併願)コース:388,000円
スペシャルコース:349,000円
期間限定キャンペーン
早得キャンペーン(〜10/31)
▶︎詳しくはをご確認ください。
受講形式通学/通信(オンライン)
対応試験国家総合職/国家一般職/地方上級ほか
合格実績最終合格者数のべ3,818名(2024年)
公式HP

TAC

TAC 公務員講座
主なコース費用(2026年合格目標)
法律区分+教養区分本科生:517,000円
総合本科生:352,000円
総合本科生Plus:385,000円
期間限定キャンペーン
秋割キャンペーン(〜10/31)
スタートダッシュキャンペーンFirst(〜11/30)
▶︎詳しくはをご確認ください。
受講形式通学/通信(オンライン)
対応試験国家総合職/国家一般職/地方上級ほか
合格実績最終合格者数のべ5,809名(2024年)
公式HP

資格の大原

出典元:資格の大原公式サイト
資格の大原 公務員講座
主なコース費用(2026年合格目標)
国家総合職(法律)合格コース【通学】:548,000円
国家総合職(法律)合格コース【通信】:518,000円
公務員合格コース:355,400円
国税・財務専門官併願合格コース:365,600円
期間限定キャンペーン
早割〜11/30)
▶︎詳しくは資格の大原公式サイト↗︎をご確認ください。
受講形式通学/通信(オンライン)
対応試験国家総合職/国家一般職/地方上級ほか
合格実績最終合格者数3,955名(2023年)
公式HPhttps://www.o-hara.jp/

東京アカデミー

出典元:東京アカデミー公式サイト
東京アカデミー 公務員講座
主なコース費用(2026年合格目標)
行政クラス(2025年9月開講):371,900円
行政クラス(2026年1月開講):263,600円
期間限定キャンペーン
受講形式通学/通信(オンライン)
対応試験国家一般職/地方上級ほか
合格実績
公式HPhttps://www.tokyo-ac.jp/

公務員講座・予備校の費用(料金)に関するQA

申込みの時期によって費用は変わる?

スクールによっては開講時期により、コース費用が変わります。
開講時期が早いと、それだけ講義数が多くなり、高額になる傾向があります。

一方で、早割などのキャンペーンで安くなるケースもあるため、申込時期は慎重に決める必要があります。

公務員講座で教育訓練給付金制度は利用できる?

利用できません。各スクールが実施するキャンペーンや割引制度をうまく活用することが重要です。

公務員講座はリスキリング補助金制度の対象になる?

対象外です。公務員講座はスキルアップというよりも、就職試験の性格を持つためと考えられます。

費用を考慮して、納得のいく講座選びを

公務員試験は対策しなければならないことが多いため、独学が難しく、公務員講座を受講するのが合格への近道です。

しかし、講座の費用は総じて高額で、失敗できない選択を迫られます。

せっかく受講するなら、できるだけ費用を抑えて、納得できる講座を選びたいですね。

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