「公務員コンパス」運営者って誰?
はじめまして、「公務員コンパス」運営者の「てつ」と申します。
私は、13年間、都内某区役所で事務職の公務員として勤務しました。
その経験をもとに、これから公務員をめざそうとしている方、現在公務員として働いている方に向けて、このサイトを通じて、役立つ情報を発信していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
略歴(公務員歴13年)
私の公務員としての経歴を簡単にご紹介します。
24歳 | 大学卒業後、民間企業に就職するも2年で退職、フリーターになる。 |
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25歳 | 年齢制限ギリギリで公務員試験【特別区採用試験Ⅰ類(事務職・大卒程度)】に合格 |
26歳 | 都内某区役所に入庁 |
30歳 | 主任昇任試験に合格 |
31歳 | 主任職に昇任 |
34歳 | 特別区管理職選考・択一試験に合格 |
37歳 | 主査(係長級)に昇任 特別区管理職選考・本試験に合格 |
38歳 | 係長に昇任 |
39歳 | 課長補佐に昇任 |
40歳 | 都内某区役所を退職 |
<所属部署>
住民窓口(住民票、戸籍証明関係)、福祉事務所(生活保護・身体障害者担当ケースワーカー)、まちづくり関係、教育委員会
私の経歴を語ります
やりたいこともなかった大学時代
私は大学時代、教育学部に在籍していましたが、特に教員を目指していたわけではありませんでした。
このため、教育学部に在籍しながら、教職課程は履修せず、単位をとることしか考えていない怠惰な学生でした。
特にサークルに入ることもありませんでした。
アルバイトは家庭教師。
高校生や中学生を教えるなかで、人と関わる仕事の楽しさを知りました。
また、一人旅が好きで、東南アジアをバックパッカーとして何度も訪れ、異文化に触れることで視野が広がりました。
とはいえ、将来の夢は見つからず、なんとなく民間企業に就職しました。
退職後、フリーターを経て公務員へ
民間企業に就職するも、将来への希望が持てず、2年ほどで退職しました。
退職後は、ファストフード店と100円ショップでのアルバイトを掛け持ちして生活。
「宅急便の仕分け」や「住宅展示場の旗持ち」など日雇いのアルバイトも経験しました。
正社員としての再就職をめざすも、当時は就職氷河期時代。
正社員(中途採用)の求人はどれも3年以上の経験が条件のものばかり。
無条件の求人には応募者が殺到し、若干名の求人枠に数百人の応募が殺到する状況。
大した職歴もない私が内定をもらえるわけもなく、正社員をあきらめて、「一生フリーター生活」を覚悟しました。
それでも、求職活動を続けていたころ、ふと公務員になることを思いつきました。
当時の私は25歳、年齢制限ギリギリで、最初で最後の公務員試験に挑戦することを決意。
フリーターをしながら予備校の授業をeラーニングで受講。
仕事の疲れと膨大な勉強量に何度もあきらめかけましたが、なんとか特別区の公務員試験に合格することができました。
公務員時代から現在
公務員としてのキャリアは、福祉事務所から始まりました。
正直なところ、好きで公務員になったわけではありませんでしたが、公務員として日々仕事をするなか、住民から感謝されることが多く、はじめて仕事でやりがいを感じたことを覚えています。
その後、住民窓口や教育委員会など、多岐にわたる業務を経験。
特に出世には興味はありませんでしたが、チャレンジ精神だけはあったため、主事から始まり、主任➡主査➡係長➡課長補佐と順調に昇任。
同期職員100人以上のなか、ただ1人ストレートで特別区管理職選考に合格し、出世街道を歩みました。
区役所での公務員生活は13年間。
公務員の仕事にやりがいを感じたこともあれば、つらかったことも・・・。
それでも、私が13年間公務員として働き続けることができたのは、私をサポートしてくださった周りの方々のおかげだと思っています。
私は、区役所に13年間勤めたあと、退職し、現在はフリーランスで活動しています。
私の経験が少しでも、これから公務員をめざす方、そして、現在公務員として奮闘されている方々のお役に立てば幸いです。