こんにちは、てつです。
私は就職氷河期時代にフリーターから公務員試験に合格。13年間都内某区役所で勤務し、最速で管理職選考に合格しました。
このブログでは、元公務員の私が、公務員時代の実体験をベースに、これから公務員試験に挑戦しようとする方・現役の公務員の方に向けて役立つ情報を発信しています。
今回の記事のテーマは、「公務員試験と相性のいいアルバイトについて」
アルバイトをしながら、公務員試験に挑戦する学生の方も多いでしょう。
ただ、バイト選びに失敗すると、勉強に大きな負担がかかり、試験勉強がうまくいかなくなることも⋯
私はフリーターでバイトをしながら試験勉強をしていましたが、大事なのはバランスです。
- 公務員試験の勉強と両立できるバイトを知りたい!
- 勉強に影響しないバイト選びのポイントを知りたい!
こんな疑問にお答えするため、私自身の経験から、勉強と両立できるおすすめのバイトをご紹介します。
この記事を参考に、自分に合ったバイト選びをして、公務員試験の合格を目指しましょう!
公務員試験と相性のいいアルバイトの特徴とは?
公務員試験の勉強と相性のいいバイトの条件とはスバリ1つ
勉強の負担にならないこと
です。
ここでいう「負担」とは、体力面もそうですし、精神面の負担もあります。
負担にならないバイトの具体的な特徴としては、
- 勉強に合わせてシフトが調整しやすい
- バイトの拘束時間が長すぎない
- 身体や精神面の消耗が少ない
以上の点が考えられます。
ただし、これらをすべて満たすバイトはそれほどありません。
ある程度まとまった収入だったり、毎月安定した収入が必要な場合、さらにバイト選びは難しくなります。
このため、ポイントを押さえて、複数のバイトを比較し、自分が納得できるバイト選びをすることが重要です。
【徹底比較】公務員試験と相性のいいバイトを比較してみた!
当サイトでは、数あるバイトのなかから、公務員試験と相性がいいバイトを厳選。
5つの重要ポイントで比較してみました。
公務員試験と相性のいいバイト比較表
各項目に対する評価は人によって分かれるかもしれませんが、私自身の経験から、おおむねこのような評価をしました。
このあと、それぞれのバイトについて、具体的に解説していきたいと思います。
【解説】公務員試験と両立できるおすすめバイト6選!
当サイトで厳選した、公務員試験と両率できるおすすめのバイト6つをご紹介します。
公務員試験との関わりで考えられる、メリット・デメリットもあわせて解説したいと思います。
① 家庭教師
家庭教師は、試験勉強と両立するには、かなりおすすめのバイトです。
家庭教師の魅力は、時給が高く、労働時間が短いこと。
時給が1,500円から3,000円前後なので、週2日(1日2時間)でも月4〜9万円程度の収入が期待できます。
シフトは生徒の家庭との相談次第で変更・調整も可能。
勉強時間を柔軟に確保できるのも特徴です。
やりがいや達成感を得られるため、精神的疲労は少なく、体力の消耗もほぼなし。
試験勉強との両立には相性のいいバイトです。
ただ、1回の勤務時間が60〜120分程度と短いため、大きく稼ぐことは難しいです。
また、移動時間が長かったり、授業準備に時間をかけすぎると、拘束時間が長くなってしまうので、注意が必要です。
- 収入目標は、月4〜9万円程度
- 短時間で効率よく稼ぎたい
- まとまった勉強時間を確保したい
② 塾講師
塾講師は、安定して稼ぎやすいのが大きな特徴です。
家庭教師と比べると、時給は2,000円前後とやや低いものの、1回の勤務時間を長くできます。
このため、月10万円以上も難しくありません。
また、生徒都合で休みになったり、契約変更になるリスクが低いため、比較的安定して稼げます。
一方で、シフトに柔軟性があまりないのがデメリット。
シフトの変更や調整のためには、バイト先の上司への相談が必要で、認められるかどうかは不透明です。
- 収入目標が月10万円以上
- 短時間で効率よく稼ぎたい
- 安定した収入が欲しい
- 昼間の勉強時間を確保したい
③ ファストフード店
ファストフード店は、バイトのなかでも、シフトの自由度が高く、初心者でも始めやすい職種のひとつです。
週単位でシフトを組むケースが多いため、勉強の進捗状況に合わせてこまめにシフトを調整できるのが大きなメリット。
早朝から深夜まで営業している店も多く、幅広い時間帯から勤務時間を選べるのも魅力です。
また、仕事内容はマニュアル化されていて、仕事を覚えるストレスも少なめ。
立ち仕事ですが、レストランほど動き回るわけではなく、体力的な負担も最小限に抑えられます。
逆に、バイトが適度な運動になって、苦しい試験勉強のリフレッシュになるかもしれません。
ただし、月10万円以上稼ぎたい方にはあまりおすすめしません。
時給が低いため、バイト時間が長くなり、勉強時間が不足してしまうからです。
また、ランチやディナーなどのピーク時間帯とそれ以外の時間帯で仕事量の差が激しいと、想像以上に疲れてしまう可能性もあります。
クレーム対応で精神的に疲弊してしまうことも⋯
それでも、ファストフード店は、学生には働きやすい職種です。
自分にどんなバイトがあっているか分からないなら、ファストフード店のバイトから始めてみてもいいでしょう。
- 収入目標は、月5〜8万円程度
- 早朝・夜間に働きたい
- ある程度自由にシフトを組みたい
- 適度に体を動かしたい
④ イベントスタッフ
イベントスタッフは、短期・単発の仕事が多いため、うまく組み合わせれば、試験勉強と両立しやすいバイトです。
時給は1,500円前後で、日給にすると1万円程度。
試験勉強の合間などに、短期間で効率よく稼げるのがメリットです。
イベント特有の活気のなかで、同年代のバイト仲間と協力する雰囲気のため、リフレッシュにもなるでしょう。
一方で、1日の拘束時間が長く、立ち仕事がメインのため、体力面の負担が大きいことも。
バイトの日は疲労のあまり、勉強に気が向かないこともあるかもしれません。
また、イベントは、季節や気候によって実施に偏りがあるため、安定して稼ぎ続けるのは難しい一面も。
イベントスタッフのバイトと両立させるには、バイトの募集状況を軸に勉強計画を立てるとよいでしょう。
- 収入目標は、月5〜10万円程度
- 勉強の合間に、短期間でまとめて稼ぎたい
- 動きがある方がかえって勉強に集中できる
- 活気のある現場で働きたい
⑤ 在宅ワーク
公務員試験との両立で特におすすめのバイトが、クラウドソーシングサービスを使ったオンライン在宅ワークです。
クラウドソーシングとは、特定の仕事を外部に委託する仕組みのこと。
働きたい人は、マッチングサイトを活用することで、オンラインで発注されているさまざまな仕事のなかから、希望の仕事を探して報酬を得ることができます。
仕事探しから受注・契約、作業、報酬の受取まで、すべてオンラインで完結。
スキマ時間に無理のなく働けるため、勉強との両立に最適なバイトです。
未経験者は、1件数百円の簡単な事務作業(データ入力、アンケート回答など)から気軽に始めるのがおすすめ。
実績を積めば、1件数千円といった高単価案件の受注も十分可能。
スキルアップしながら収入も得られるので、モチベーションアップにもつながります。
一方、高単価案件を受注できるようになるまでは、安定収入を得るのは難しいのが現状。
報酬から一定程度の手数料が差し引かれるため、はじめの頃は月数万円を得るのも大変です。
軌道に乗れば、試験勉強との相性は抜群なので、まずは挑戦してみるのもいいでしょう。
- バイトにかける時間・労力を最小限にしたい
- 自分のペースで勉強とバイトを切り替えたい
- 自宅近くに希望のバイトがない
⑥ スキルシェア
スキルシェアとは、必要とする人に自分のスキルを提供し、報酬を得ることです。
オンライン仲介サービスを通じて契約し、依頼者の要望に応じてコンテンツを制作します。
イラスト・ロゴ制作、ポスター・チラシ作成、パワーポイント資料作成、動画編集など、幅広いジャンルから仕事を選べるのが特徴です。
この方法なら、すべてオンラインで完結でき、契約や報酬のやりとりも安心。
勉強が忙しくても、スキマ時間を使って手軽に収入を得ることができます。
また、自分の趣味・特技をそのまま仕事にできて、ストレスなく働けるのも魅力です。
ただし、出品しても依頼が来ない場合があり、仕事をもらうには時間がかかることも。
競争は日々激しくなっており、プロフィール作成や出品内容に関するアピールの仕方に工夫が必要です。
安定収入は難しく、まとまった収入は期待できなくても、自分のスキルを試したいという方にはおすすめのスキマバイトです。
- バイトにかける時間・労力を最小限にしたい
- 自分のペースで勉強とバイトを切り替えたい
- 自分のスキルを活かしたい
- 自宅近くに希望のバイトがない
バイト選びは慎重に⋯|公務員試験合格のためのバイト選びのポイント
公務員試験の勉強とアルバイトの両立は想像以上に大変です。
だからこそ、目標とライフスタイルに合ったバイト選びが大切です。
ここでは、バイトをしながら公務員試験の合格を目指すために必要な、バイト選びのポイントを5つご紹介します。
これらのポイントのうち、どれを重視するかはあなた次第。
優先順位を決めて、自分にあったバイトを選びましょう。
高収入が見込めるか
月10万円以上といった高収入が必要な場合は、高時給のバイトを選びましょう。
高時給のバイトといっても、短期間で単発のバイトから、継続的に稼げるバイトまであります。
しかし、月10万円以上稼ごうとすると、拘束時間が長くなったり、体力的にキツい仕事も多いです。
勉強に必要な時間や余力がなくなってしまったら本末転倒。
最低限必要な収入をキープしながら、勉強への負担も考えて、バイト選びをしましょう。
- 塾講師
- イベントスタッフ
収入が安定しているか
毎月一定額を安定して稼ぎたい人は、シフトがある程度固定できるバイトがおすすめです。
収入が安定することで、お金の面での不安がなくなり、試験勉強に打ち込めます。
バイトのシフトを固定することで、勉強のスケジュールも立てやすく、生活リズムも崩れにくくなります。
ただし、シフトを入れすぎるとバイトづくめの生活になってしまうので注意が必要。
勉強とのバランスを踏まえて、最適なシフトを考えましょう。
- 家庭教師
- 塾講師
- ファストフード店
拘束時間の短さ
バイトにかかる拘束時間は、勉強との両立には必ず考慮しておきたいポイントです。
バイト先との移動時間や準備にかかる時間も合わせて考えましょう。
勉強時間をより多く確保したい人には、短時間で効率よく稼げるバイトがおすすめ。
また、1日にまとめて働くことで、移動回数を減らし、週単位での拘束時間を短くする工夫もできます。
- 家庭教師
- 在宅ワーク
- スキルシェア
シフトの柔軟性
勉強のスケジュールに合わせて、シフトを希望どおりに調整できるかどうかもポイントです。
直前期には特に重要なポイントです。
バイトを選ぶ際には、直前期に行われる模試や対策講座の日程をよく確認したうえで、どの程度柔軟にシフトの調整ができるかをポイントに考えましょう。
また、勉強が思いどおりに進んでいない場合でも、バイトのシフトを抑えることで、遅れを取り戻すことができます。
- 在宅ワーク
- スキルシェア
- イベントスタッフ
- 家庭教師
体力的負担の少なさ
どんなバイトでも体力を消耗し、精神的にも疲れます。
さらに試験勉強ともなると、相当な負担です。
このため、自分にとって、体力面や精神面で負担の少ないバイトを選ぶことも大切です。
バイトにかかる負担をできるだけ抑えることで、つらく長い試験勉強を継続的かつ計画的に進めることができます。
- 家庭教師
- 在宅ワーク
- スキルシェア
公務員試験の勉強とアルバイトを両立させるコツとは?
アルバイトをしながら公務員試験の合格を勝ち取るには、両者をうまく両立させる必要があります。
以下のポイントを考慮しましょう。
- 勉強とバイトのメリハリをつける
- 4年生になる前に単位を取り切る
- 直前期は勉強に集中する
特に重要なのは、メリハリをつけることです。
バイトのときはバイトに集中し、勉強のときは勉強に集中する
当たり前のことですが、意識しないと、どうしても勉強をサボりがちになってしまいます。
勉強期間中は常にこれを意識して、合格をめざしましょう。
試験勉強とバイトの両立や直前期の心構えなどについては、以下の関連記事で詳しく解説しています。
まとめ
以上、公務員試験と両立できるおすすめのバイトをご紹介しました。
バイト選びは、公務員試験を成功させるための非常に重要な要素です。
自分に合ったバイト選びができれば、より勉強へのモチベーションも上がり、目標達成への大きな原動力になります。
勉強もバイトも頑張って、公務員試験合格を勝ち取りましょう!